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今、さっき(真面目な話。めずらしく/爆)

2008年03月28日 09:43

金スマにて、老老介護の特集をしていましたけど…
なかはらは仕事上、本当にこれはいつも考えさせられます。
介護、とつく番組はやっぱり結構見るんですけど……彼ら、彼女らに私ができることってなんだろう、って思います。

老老介護。
現実増えている中、医療費も介護費もそんな人たちに優しくない世の中になっています。
介護を受けるのにも、どんどんお金がかかっています。
年金すら満足に払ってもらえなくなるかもしれない、社会保険破綻とも言われる今、介助、だけでもボランティアがやってくれたら、と思うかもしれませんけど、介助、だって大変なんですよ。
辛抱強くいろんなことをおおらかに受け止められないと、介助、には行き着かないんです。
特に認知症高齢者っていうのは、プロといわれる人たちでも、いろいろ考えさせられる対象なんですよ。
よく、大学の教授とかは「認知症高齢者の介護には心の安定が必要だ。」とか言いますが、現実、そんなサポートがきちんと出来ているかといわれれば、殆どできていないのが現実ですし。

今、介護の資格って「介護福祉士」とか「ヘルパー1級」とか、いろいろありますけど、勉強するときって、介護の方法を習うんですね。
オムツ交換の方法とか、寝返りの仕方とか、着替えの方法とか。
つまり日本における「介護」は、国の掲げるように「自立支援」には行き着いてないんですよ。
…現場に入っている私たちはそれをまざまざと思い知らされるというか。
これって、勉強しているときには気付かないんですけどね。

実際「自立支援」が掲げられている日本の『介護』ですが、これって本当に難しいんですよ。
例えば、どんなことが自立支援になるのか。
これも難しいと思いますが、「自立」っていうのは、人の手を借りないことが自立になるのか、というところなんですね。
散歩に出たいと思っている高齢者がいる。
その高齢者がどうやって散歩に出るのか?
私の考える、この場合の自立っていうのは「歩行器でも車椅子でも、自分で操作して自分ひとりで動けること」なんですね。
そこに見守って、付き添っている人がいて、少し困ったときには助けてあげられる。
つまりは、ある程度は1人で出来ることが増えること、なんです。
これが「介護」じゃなくて「介助」にあたると思うんですけど。
この違いを、資格を取るときには教えてくれませんし、教えるカリュキュラムにもなってません。
だから、「介助」だけで動ける全国で200万人の人(ひょっとしたら本当はもっと多いのかもしれません)に過剰な「介護」をしてしまって、その人の日常生活能力を低下させてしまって、そして社会的入院も増える、という悪循環。
ってか、それすら理解しないで、過剰介護をしている施設はいっぱいあると思いますよ、未だに。
高齢者施設における24時間オムツ使用率が高いこととかも、実は「自立支援」に取り組んでいないだけだと思います。
少し取り組めば24時間オムツ率なんて減るもんなんですよ、実際私の働いている職場は5%ほどしかいません、24時間オムツをつけている人は。
あと残りの95%は日中トイレで排泄をします。
めちゃくちゃ人が多いわけではないです、ウチの施設。
(日中は利用者20名に対し、職員は2名??3名です)
でもやろうと思ったら出来るんですよ。
でも、それを教えてくれる人もそんなにいませんし、積極的にそれに国が取り組んでいるかと言われれば、取り組んでないと私は思います。
たまたまウチの職場は最初からそういうことを積極的にやっていて、そしてそういう研修にめぐり合って、更にいろんなことに取り組めている、というだけです。

だから「介助」だけでも…って思っている方も多いかもしれませんが、介護について勉強しているはずの、所謂「プロ」でも、その「介助」が難しかったりするのが、今の日本なんですよ。
それに…
いやね、ぶっちゃけた話、私たちの職業『介護』っていうのは、働いている人間にも優しくないです。
高労働低収入です、はっきり言って。
それを助けるためのボランティア制度もいろいろ充実してきているみたいですが、もっと国の偉い人たちは、老老介護も含め、もっと現場を見て欲しい、というのが切実な願いです。
プロである私たちですら、そしてプロとして育てられたはずの「自立支援を知らない介護士」にとっても、「自立支援」に向かっていくのは大変なことなんですよ。
それが知識のない、ましてや体力もない高齢者が、「自立支援」に向かっていくのは大変ですよ。
本当に今、「介護」が必要な人が排除されて、「介助」だけでいい人が「介護」されている現実がそこにあるんですよ。

今回のこの金スマで取り上げられていたように、要介護者の御家族にも、認知症を進行させないために、とか、日常生活動作能力を低下させないために、とか、凄く頑張っている方たちがいます。
プロ、と呼ばれる人たちよりも、ずっともっと勉強していらっしゃる方もいます。
そんな中で、大手介護事業所の介護報酬不正請求とかがあったりとかして、本当に遺憾の思いです。
プロとして恥ずかしいですよ、こんなの。
本当に頑張ってやっているプロもたくさんいるのに、こんな風なことがあると、社会的には認めてもらえないじゃないですか、その頑張りが。


…って熱く語りすぎましたけどね(苦笑)
なんかいつも、もやもや、というか、そういうのを抱えてしまうので、介護についていろんな番組を見ると。
同時に、「あぁ、私、頑張ろう」とも思いますけどね(笑)

今日はもう更新しないつもりだったのに(笑)
明日は多分更新できないと思います(爆)


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